スクロールmini冷凍機
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1運転音に配慮測定条件運転音は、反響の少ない無響室などの部屋で、製品正面より1m×1mの位置における値(Aスケール)を示します。(蒸発温度:-10℃、周囲温度:32℃)運転音比較(代表機種KS-R10MT[50/60Hz]の場合)スクロール圧縮機の採用により、運転音を低減しました。(2004年まで販売の日立ロータリー冷凍機との比較)低い運転音で安定した運転。日立は全密閉型(2,200W以下)スクロールスクロールminiは、2,200W以下の小型スクロール圧縮機を搭載しています。高圧チャンバー方式を採用したことで、起動発停時の油のフォーミング現象を抑え、安定した運転を実現しています。スクロール mini冷凍機の特長※「屋内設置型 スクロール空冷式 背高シリーズ」は除きます。ロータリー冷凍機型式:100R-CLT日立14年前製品1安定した運転を実現257/59dB(dB)50スクロール冷凍機(型式:KS-R10MT)51/52dB()差圧油面確保構造(横型スクロール圧縮機)差圧油面確保構造とは、横型スクロール圧縮機の冷凍機油を有効活用するため、ポンプ・モーター室(A)と油貯溜室(B)を仕切板を介して分割し、運転時に(A)室と(B)室に圧力差(A>B)を生じさせ、(A)室の油を冷凍機油通路を通して(B)室に押し出し、貯留させることで安定した給油量を得ることができます。ポンプ・モーター室(A)油貯溜室(B)高圧チャンバー冷凍機油仕切り板冷凍機油通路停止状態高圧チャンバー方式のためチャンバー内冷凍機油のフォーミング現象の発生が少なく、さらに横型スクロール圧縮機では差圧油面確保構造とすることで、給油ポンプが不要な差圧給油方式で安定した給油が可能です。①安定した運転スクロール圧縮機の圧縮工程スクロール圧縮機は圧縮工程が長く、約一回転半で一圧縮する構造となっています。さらに圧縮室が対になっており、圧縮機の振動を低くおさえられます。②低トルク変動運転状態ポンプ・モーター室(A)油貯溜室(B)冷凍機油通路仕切り板吐出ガス吐出パイプスクロール圧縮機の採用により、安定した運転を実現しました。①固定スクロール外側の 吸込口から冷媒を吸入。②圧縮空間に閉じ込められた 冷媒が、中心に向かって縮小。④中心部で冷媒が最高に 圧縮されて吐出。また①へ。③さらに三日月形を小さく しながら圧縮。旋回スクロール吐出ポート270°180°90°0°固定スクロール

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