ビル用 マルチエアコン
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お客さまメリット(省エネ性)日立の新技術により、高い省エネ性能を発揮省エネ性冷暖切換ユニット室内ユニット冷 房冷 房暖 房排 熱暖 房室外ユニット冷房運転時の排熱を暖房エネルギーに再利用(熱回収)が可能。省エネ冷暖同時システムにおいては、冷房運転により発生した排熱を暖房エネルギーとして再利用できるため、圧縮機の動力を低減することが可能です。特に中間期などの低負荷条件での冷暖同時運転の場合には、冷房・暖房運転能力の比率が50%:50%に近づくほど、省エネ効果は大きくなります。新型のフレックスマルチ(冷暖同時型)では、冷暖切換型と同じ低負荷運転時の運転効率向上を目的とした技術を採用することにより、省エネ性能を実現しました。熱回収運転による省エネ性能(冷暖同時運転時)冷媒配管系統が1系統であっても、室内ユニットごとに冷房・暖房運転の切換えが可能な空調システムです。効率的な熱回収による省エネ効果が期待できます。冷暖同時システムが活用される場所● ● インテリジェントビル(高度情報化建築物)中間期などに冷房・暖房を同時に使用する大規模ホテル冷暖同時システムのイメージ図外調機室内ユニット(冷房専用機)冷暖切換ユニットは個別タイプと集合タイプの2種類をラインアップどちらのタイプにも接続できるので、柔軟な空調設備の設計が可能です。冷暖切換ユニット(個別・集合タイプ)外調機との接続も可能外気処理ユニット・エコノフレッシュ・全熱交換器との接続が可能で、1系統で温調・加湿・換気のできるシステムの構築が可能です。(詳細はP.90をご参照ください。)室内ユニット(冷房専用機)接続冷暖切換ユニットを介さず室内ユニットに接続することで、同一系統内に室内ユニット(冷房専用機)も接続可能です。(注)冷暖同時運転を行う場合には、必ず冷暖切換ユニットが必要です。冷暖切換ユニット室内ユニット冷房/暖房運転の自動切換えリモコンの設定変更により、室内ユニットの冷房/暖房運転の自動切換設定が可能です。室外ユニット室内ユニットごとに冷房/暖房運転の切換ができ、熱回収運転により高い省エネ性能を発揮します。CH-AP160SSX(個別タイプ)CH-AP04MSSX(集合タイプ)各室内ユニットからの必要負荷情報をもとに、室外ユニットにて適切な供給冷媒量を計算。インバーター圧縮機の回転数をコントロールし、必要負荷に応じた適正な冷媒量を室内ユニット側に供給するスムースドライブ制御を採用。低負荷運転時の圧縮機のON・OFFを抑えつつ、スムーズに運転することで省エネ化を図りました。圧縮機制御の改良により省エネ性を向上省エネ性高効率SGシリーズ技術を踏襲高効率SGXシリーズ技術を踏襲スムースドライブ制御●スムースドライブ制御のイメージ配管室内ユニット伝送線必要負荷情報を連絡必要負荷情報を連絡室内ユニット室外ユニットイメージ図冷媒の流れ必要負荷に応じた冷媒を供給インバーター圧縮機負荷情報をもとに適正冷媒量を計算冷暖同時システムとは?詳細はP.61~64をご参照ください。部分負荷設備において、省エネ効果の検証試験を実施しました。スムースドライブ制御により圧縮機のON・OFFを抑えることができるため、室温の変動を抑え、消費電力を低減できることを確認しました。ON・OFFにより室温は不安定室温の変動が少ないON・OFFによりロスが発生ON・OFFを抑制スムースドライブ制御の省エネ効果の検証例030252015105030252015105030252015105経過時間(分)600120180電力(kW)電力(kW)温度(℃)温度(℃)030252015105経過時間(分)600120180消費電力:1.49kW※1(従来比約61%)消費電力:2.46kW※1室内吸込温度:27℃DB/19℃WB H急風量時、外気温:23℃DB室内外配管長:15m、測定場所:関西電力(株)環境試験設備【条件】従来機(RAS-AP280DG3※2)とてんかせ4方向(RCI-AP140K5)×2台との組み合わせにおける、従来制御とスムースドライブ制御の試験結果※1.上図の経過時間における消費電力の平均値です。●冷房時負荷率33%相当時の試験による比較:室内吸込温度:消費電力約39%低減従来制御スムースドライブ制御※2.従来型:2014年9月まで販売の製品。お客さまメリット(省エネ性)日立の新技術により、高い省エネ性能を発揮省エネ性冷暖切換ユニット室内ユニット冷 房冷 房暖 房排 熱暖 房室外ユニット冷房運転時の排熱を暖房エネルギーに再利用(熱回収)が可能。省エネ冷暖同時システムにおいては、冷房運転により発生した排熱を暖房エネルギーとして再利用できるため、圧縮機の動力を低減することが可能です。特に中間期などの低負荷条件での冷暖同時運転の場合には、冷房・暖房運転能力の比率が50%:50%に近づくほど、省エネ効果は大きくなります。新型のフレックスマルチ(冷暖同時型)では、冷暖切換型と同じ低負荷運転時の運転効率向上を目的とした技術を採用することにより、省エネ性能を実現しました。熱回収運転による省エネ性能(冷暖同時運転時)冷媒配管系統が1系統であっても、室内ユニットごとに冷房・暖房運転の切換えが可能な空調システムです。効率的な熱回収による省エネ効果が期待できます。冷暖同時システムが活用される場所● ● インテリジェントビル(高度情報化建築物)中間期などに冷房・暖房を同時に使用する大規模ホテル冷暖同時システムのイメージ図外調機室内ユニット(冷房専用機)冷暖切換ユニットは個別タイプと集合タイプの2種類をラインアップどちらのタイプにも接続できるので、柔軟な空調設備の設計が可能です。冷暖切換ユニット(個別・集合タイプ)外調機との接続も可能外気処理ユニット・エコノフレッシュ・全熱交換器との接続が可能で、1系統で温調・加湿・換気のできるシステムの構築が可能です。(詳細はP.90をご参照ください。)室内ユニット(冷房専用機)接続冷暖切換ユニットを介さず室内ユニットに接続することで、同一系統内に室内ユニット(冷房専用機)も接続可能です。(注)冷暖同時運転を行う場合には、必ず冷暖切換ユニットが必要です。冷暖切換ユニット室内ユニット冷房/暖房運転の自動切換えリモコンの設定変更により、室内ユニットの冷房/暖房運転の自動切換設定が可能です。室外ユニット室内ユニットごとに冷房/暖房運転の切換ができ、熱回収運転により高い省エネ性能を発揮します。CH-AP160SSX(個別タイプ)CH-AP04MSSX(集合タイプ)各室内ユニットからの必要負荷情報をもとに、室外ユニットにて適切な供給冷媒量を計算。インバーター圧縮機の回転数をコントロールし、必要負荷に応じた適正な冷媒量を室内ユニット側に供給するスムースドライブ制御を採用。低負荷運転時の圧縮機のON・OFFを抑えつつ、スムーズに運転することで省エネ化を図りました。圧縮機制御の改良により省エネ性を向上省エネ性高効率SGシリーズ技術を踏襲高効率SGXシリーズ技術を踏襲スムースドライブ制御●スムースドライブ制御のイメージ配管室内ユニット伝送線必要負荷情報を連絡必要負荷情報を連絡室内ユニット室外ユニットイメージ図冷媒の流れ必要負荷に応じた冷媒を供給インバーター圧縮機負荷情報をもとに適正冷媒量を計算冷暖同時システムとは?詳細はP.61~64をご参照ください。部分負荷設備において、省エネ効果の検証試験を実施しました。スムースドライブ制御により圧縮機のON・OFFを抑えることができるため、室温の変動を抑え、消費電力を低減できることを確認しました。ON・OFFにより室温は不安定室温の変動が少ないON・OFFによりロスが発生ON・OFFを抑制スムースドライブ制御の省エネ効果の検証例030252015105030252015105030252015105経過時間(分)600120180電力(kW)電力(kW)温度(℃)温度(℃)030252015105経過時間(分)600120180消費電力:1.49kW※1(従来比約61%)消費電力:2.46kW※1室内吸込温度:27℃DB/19℃WB H急風量時、外気温:23℃DB室内外配管長:15m、測定場所:関西電力(株)環境試験設備【条件】従来機(RAS-AP280DG3※2)とてんかせ4方向(RCI-AP140K5)×2台との組み合わせにおける、従来制御とスムースドライブ制御の試験結果※1.上図の経過時間における消費電力の平均値です。●冷房時負荷率33%相当時の試験による比較:室内吸込温度:消費電力約39%低減従来制御スムースドライブ制御※2.従来型:2014年9月まで販売の製品。88フレックスマルチ - R (リニューアル型 冷暖同時型) 高効率SGRXシリーズ関連ページ室内ユニット ▶ P.149〜243リモコン ▶ P.255〜260空調管理システム ▶ P.253〜280室外ユニットオプション ▶ P.296〜302据付時のごï意 ▶ P.308

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