設備用パッケージエアコン
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既設の冷媒配管の再利用について 「リニューアルの達人」工事関連■冷媒配管用銅管の肉厚と許容圧力注)許容圧力はJIS B 8607による。( )内は表記の数値にてJIS同様に計算した値を示します。R407C5.9454.3784.3763.6163.5634.9594.3914.3473.7735.9454.3784.3766.6845.6954.9594.3914.347(4.448)0.80.81.01.01.151.01.01.11.15R410A0.80.81.01.01.01.01.01.11.35銅管外径銅管肉厚(mm)R22許容圧力(MPa)O材O材O材O材O材O材O材O材O材銅管材質φ9.52φ12.7φ15.88φ19.05φ22.2φ25.4φ28.58φ31.75φ38.1(mm)許容圧力(MPa)許容圧力(MPa)銅管材質銅管材質銅管肉厚(mm)銅管肉厚(mm)ーーーーー1.01.01.21.3ーーーーー1/2H材1/2H材1/2H材1/2H材O材O材O材O材O材1/2H材1/2H材1/2H材1/2H材O材O材O材1/2H材1/2H材1/2H材1/2H材1/2H材1/2H材ーーーーー4.9594.391(4.754)(4.279)0.80.81.01.01.21.21.41.41.65許容圧力(MPa)銅管材質銅管肉厚(mm)5.9454.3784.3763.616(3.725)(3.240)(3.364)(3.016)(2.960)表記■部のように、配管の肉圧・直径・材質が許容圧力3.6MPa以上(AP140~280型は3.5Mpa以上)を有するものであることを確認してください。満足しない場合は交換が必要です。なお、配管の傷・へこみ・腐食・断熱材の剥がれ・劣化が無いことなど、「既設配管の使用可否判断フロー」に従って必ず確認してください。既設機の圧縮機に故障来歴がありますか?既設機は冷房運転が可能ですか?更新対象機は当社の設備用エアコンですか?(※)(※)(※)(※)(※)再利用する既設配管の配管長・配管径・高低差(室内外、室外間)は当社規定の範囲内ですか?(P.93の「再利用可能な配管施工条件」を参照ください。)再利用する既設配管および室外ユニット、室内ユニットには冷媒が封入されていますか?更新対象機は冷媒漏れが無く 運転可能でしたか?既設配管の気密試験を実施し漏れ箇所を修正しましたか?再利用する既設配管の肉厚は確保されていますか?(下記「冷媒配管の肉厚と許容圧力」を参照ください。)再利用する既設配管に、亀裂・傷・へこみがありましたか?再利用する既設配管に、腐食がみられましたか?再利用する既設配管の断熱材に剥がれ・劣化がありましたか?配管支持金具に緩みがみられますか?既設配管を使用できます。本製品をご採用ください。修正しましたか?修正しましたか?亀裂・傷・へこみ部は新規配管に取り替えましたか?更新対象機の冷媒と冷凍機油名が上表に該当しますかはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいいいえいいえいいえいいえいいえいいえいいえいいえいいえいいえいいえいいえいいえはいいいえいいえいいえいいえいいえいいえ既設配管を使用できません。機械故障の恐れがありますので、配管洗浄するなどして使用不可の原因を取り除くか、新規に配管を施工し直すなどしてください。スタート冷凍機油の交換をしましたか?冷凍機油に劣化や汚れがみられましたか?(注)■既設配管の使用可否判断フロー既設配管の使用にあたっては下記のフローに従って適用可否を事前に確認してください。注)冷凍機油の劣化や汚れを確認しなかった場合や判断できなかった場合は「はい」に進み、冷凍機油の交換有無を確認してください。  また、設置年数が30年以上前の配管ならびに過去に腐食により冷媒漏えいした配管は使用しないでください。(※)■は特に注意が必要な項目です。冷媒R22R407C更新可能な冷凍機油冷凍機油スニソ4GDI-HT・スニソ4GS(DID-K)・スニソ3GS(D)・フレオールF22/56・MS32/56・HAB・ダフニ-F56P・バーレルフリーズ32H/32SAM/26SAMFVB68D・FVC68D・FV320Y故障した圧縮機を交換しましたか?●対象機種 :RP-AP140~800RHV(G)P(2)(3)・RP-AP140~800RKV(G)P(2)EP-AP140~560HV(G)P(1)・EP-AP140~560KV(G)P(1)92

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