ビル用 マルチエアコン
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●室外ユニットに雨があまりかからない場所●潮風が直接当たる場所●室外ユニットの設置場所から海までの距離が約300m以内にある場所●室外ユニットが建物の表(海岸面)になる場所●室外ユニット設置場所付近のトタン屋根、ベランダの鉄製部の塗り替えなどが多い場所●室外ユニットが雨で洗われる場所●潮風の当たらない場所●室外ユニットの設置場所から海までの距離が約300mを超え1km以内にある場所●室外ユニットが建物の陰になる場所据付場所設置場所条件据付・工事情報317海海設置距離目安500m耐塩害設置距離目安500m耐塩害耐塩害ユニットは一般社団法人 日本冷凍空調工業会「空調機器の耐塩害試験基準JRA9002」に基づいています。潮風は当たらないが、その雰囲気にあるような場所①内海に面する地域※②外洋に面する地域③沖縄、離島※瀬戸内海など①内海に面する地域※②外洋に面する地域③沖縄、離島※瀬戸内海など■据付上の注意(維持管理について)JRA耐塩害仕様機・耐重塩害仕様機は素材や塗装内容を強化していますが、腐食に対して万全ではありません。このため、次のような据付計画と保守を行うことで防食効果を高める必要があります。(1)海水飛沫および潮風に直接さらされることを極力回避するような場所へ設置してください。  ●機器の設置は建物の風下にしてください。  ●やむを得ず海岸面に機器を設置する場合でも、防風板を設けて直接潮風が当たること を避けてください。  ●据付方向に注意してください。(海岸線に平行と直角では腐食度合いが異なります)(2)外装パネルに付着した海塩粒子が、雨水によって十分洗浄されるように配慮してください。(3)室外ユニットソコベースへの水の滞留は、著しく腐食作用を促進させるため、ソコベース 内の水抜け性を損なわないよう傾きなどに注意してください。(4)海岸地域への据付品については、付着した塩分などを除去するために定期的に水洗いを行ってください。(5)水はけの良い場所に設置してください。特に基礎部分の排水性を確保してください。(6)据え付け、メンテナンスなどにて付いた傷は、必ず補修してください。(7)機器の状態を定期的に点検してください。 (必要に応じて再防錆処置や部品交換などを実施してください)■メンテナンス時の留意事項●機器のメンテナンスを十分に行ってください。●シーズンオフなど長期間機器を停止する時は、機器にカバーをかけるなどの処置をしてください。(注)なお、特殊な雰囲気に機器を設置する場合は、別途十分考慮する必要があります。潮風の影響を受ける場所(ただし、塩分を含んだ水が直接機器にかからない)耐重塩害耐重塩害耐重塩害耐塩害耐重塩害耐重塩害■据付場所について■海岸からの設置距離目安(設置環境により条件が変わります)1.直接潮風の当たるところ耐塩害仕様据付上および維持管理上のご注意耐重塩害仕様耐塩害耐塩害2.直接潮風の当たらないところ室外ユニット300m300m室外ユニット1km1km■ 耐塩害仕様(受注対応品)据付・工事情報

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