設備用パッケージエアコン
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●除湿制御の仕組み① 蒸発器の一部で冷媒の流れを停止② 蒸発器の一部に冷媒を集約して流し、空気をさらに冷却して除湿③ 室内の暖かい空気がそのまま通過④ ②と③の空気を混合し温度コントロール。適切な吹出温度となる省エネモード(通常)除湿モード蒸発器②①③④冷却蒸発器冷却バイパス高調波対応経済産業省資源エネルギー庁通達「高圧または特別高圧需要家の高調波ガイドライン」で、「ACL+DCL方式」に適用する6パルス換算係数Ki=1.4をクリアしています。(Ki=1.25)除湿制御で湿度負荷に対応高顕熱なインバーター型でありながら、一定風量で吹出温度制御も行える除湿制御機能を搭載。これにより、すき間から侵入する空気や外気の取入量によって生じる思わぬ湿度負荷にも対応可能です。配線・配管が見えない施工が可能室内ユニットの配線・配管は床下から取り出せるので、現地施工で配線・配管が見えない様に施工することが可能です。また、上方からの取り出し(ドレン関係は除く)にも対応可能です(受注対応)。別置き操作パネル(オプション)もご用意本体に搭載されている操作パネルとは別に、最大16台(NP900型・NP1260型の場合は8台)の遠隔操作やデータ確認が可能な別置き操作パネルをご用意しました。床下やレイアウトの状況変化に対応操作パネルにより、室内ユニットの機外静圧が調整可能なため、床下の状況変化やレイアウトの変更に対応できます。室外ユニットの機外静圧を変更可能(受注対応)機外静圧を高静圧30Pa(標準は0Pa)に変更可能(受注対応)。室外ユニットの設置形態の自由度を向上しました。BACnetⓇ※にも接続可能別売のBACnetアダプター(受注対応)を取り付けることでBACnetⓇにも接続が可能です。吸込温度・吹出温度どちらの制御も可能従来からの吹出温度制御に加え、サーバールーム向けに吸込温度制御も選択可能です。EMC性能ノイズの発生を情報処理装置に関する基準(VCCI※自主規制)に合わせて抑制しています。※Voluntary Control Council for Interference  by Information Technology Equipment (情報処理装置等電波障害自主規制協議会)〈備考〉●●上記は1号機設定(出荷時)の場合を示します。号機設定により、室内送風機・圧縮機共に起動が順次遅延します。●復電時、エアコンが十分な負荷を検知できた場合を示します。号機設定遅延時間(秒)1号機(出荷時)02号機13号機2・・・・・・16号機1515号機14下記条件により圧縮機起動台数が変化しますが、図は全ての圧縮機が起動する場合で示します。(圧縮機構成はNP450(900)型はインバーター圧縮機1台+定速圧縮機1台、NP630(1260)型はインバーター圧縮機1台+定速圧縮機2台です。)①停電時間2秒未満:停電前に運転していた圧縮機台数で起動します。②停電時間5秒以上:運転開始操作で起動する圧縮機台数(設定可能)で起動します。③停電時間2秒以上~5秒未満:上記①または②のどちらかの起動方法となります。(注)運転開始操作で起動する圧縮機台数は、全ての圧縮機(出荷時設定)と、インバーター圧縮機1台のみより選択できます。なお、圧縮機保護のため設定した台数で起動しない場合もあります。室外ユニットに低運転音モードを搭載接点信号により、室外風量を低下させ、運転音を低減します。※この設定にした場合、消費電力は上昇します。※BACnetⓇ:A Data Communication Protocol for Building Automation and  Control Network ASHRAEの登録商標です。※1.※2.※3.停電時間が30秒程度以上の場合を示します。30秒程度未満の場合は長くなる場合があります。(NP450型・NP900型の場合)NP630(1260)型の場合は、もう1台の定速圧縮機がさらに1秒後に起動します。NP900型・NP1260型は、構成室内ユニットごとの動作を示します。停電自動復帰時間(再通電後の最小運転開始時間)の短縮(従来機との比較)室内送風機圧 縮 機::約15秒または30秒から、約3秒※1に短縮。約60秒から、約25秒に短縮。●NP450(900)型の場合約3秒※1約22秒※2約25秒定格0Hz定格0HzONOFFONOFF設置環境に応じて調整できる多彩な機能集中制御への対応情報通信機械室対応の機能を搭載停 電電 源室内送風機インバーター圧縮機定速圧縮機復 電機能性の向上32

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